SQL文(CONCAT関数)
データの結合
例えばあなたがユーザーのフルネームの一覧を取得したいとしましょう。
フルネームは"family_name"と"first_name"から成るので、以下のように
SQLを書くことができます。
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SELECT family_name, first_name
FROM users
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すると、実行結果は以下のように表示されます。
名前の一覧は取得できましたが、私たちが取得したいのはフルネーム
なのでカラムが分かれているのは気になります。
そこで、"family_name"と"first_name"を併せて1つのカラムに表示させてみましょう。
そんな時に使うのがCONCAT関数です。
CONCAT関数
CONCAT関数は複数の文字列を連結させることができる関数です。
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CONCAT(文字列1, 文字列2, ……)
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▲連結させる文字列の中にNULLがあった場合、結果は必ずNULLとなって
しまいます。
実際にこれをSELECT句の中で使って、"family_name"と"first_name"を連結
させ、表示させてみましょう。
SequelProで以下のSQL文を実行してください
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SELECT CONCAT(family_name, first_name)
FROM users
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以下のように結果が表示されていれば正常にSQL文が実行できています。
このようにいくつかのデータを用いて1つのデータを作りたいときは
CONCAT関数を使用すると、結果が扱いやすいものとなります。